- 2006年8月16日 03:50
- モノ

「僕は死ぬように生きていたくはない そこで愛が待つゆえに 僕は行く」
中村一義 2002
物事の因果関係なんてのは誰かに説明してもらっても
結局よく判らなくて
僕はいまだに風が吹いても桶屋が儲かる気がしないし、
あるいは風が吹かなくて桶屋が儲かるって話も
同じぐらい可能性があるんじゃないかって思ってしまう。
だったらとにかく前にすすむのだ。
それだけが愛を信じるってことなんだ。
「生きる」ってのはただやみくもに何かを信じて「行く」ことなんだ。
そんな気持でやってきた。
それでも裏切りは容赦なく訪れる。
あるいは、信じることはそのまま裏切りを待つことなのだろうか。
僕の壊れやすいiPod Shuffle。
死んだ。
それも一番残酷なやり方で。
僕の周りには誰もいなくなってしまった。
まるで「ダンスダンスダンス」の主人公のように。
iPodが僕に伝えたかったことについて考える。
「はかない別れに堪えうる強さ」か、
「気を抜いたら寝首をかかれるぜという警鐘」か、
はたまた、
「破壊がもつ脳細胞レベルでの根源的な快楽」か。
iPodの死に意味を見いだすことなんて、やっぱり馬鹿げているのかもしれない。
沢山のiPodの中で、たまたま運の悪かったやつが、たまたま死んだだけ。
そういうことなのだろう。
因果関係なんてないのだろう。
よくわからない。
だけど一つだけ判っていることがあるとすれば、
それでもとにかくステップを止めないで、うまく踊り続けなきゃいけないってこと。
足をとめるのは、唯一のルールに反している。
僕にできるのは、
ただ涙をこらえて、
とにかく足を、
できるだけ遠くに踏み出すことだけなんだ。
参照:「悲しみよ、こんにちは。」 Aug 24, 2005
:「あの娘は死んだ。」 March 24, 2005
:「感情教育」 March 12, 2005
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